加振力(振動を加える力)とばねなどを介して対象物に伝達される力の比です。 振動伝達率は、以下のような伝達特性グラフにして、除振や防振製品の性能を表す指標として使用されます。グラフの横軸は周波数(単位Hz)、縦軸は振動伝達率(dB)です。ナベヤ除振・防振製品カタログの振動伝達率のグラフは、次のように読みとることができます。
<読み方>
床の振動の大きさを1としたとき、除振対象の40Hzの振動は1/10(0.1)に減衰します。また、10Hzの振動は3に増幅します。
減衰のある自由振動波形の隣り合った振動の振幅の比です。以下のように自然対数を用いた対数減衰率であらわされることが多い。
振動の大きさを表すには、変位、速度、加速度などの物理量が用いられます。 何れの物理量を用いるかは、振動の周波数帯、使用するセンサーの特性、何を結果として残したいかなど考慮し、適正なものを選びます。一般的に低周波→高周波になるに連れて、変位計→速度計→加速度計での測定が優位になります。除振・防振製品の性能を表す場合には、低周波の検出も可能なサーボ型加速度計の加速度を用いるのが一般的です。
外部から振動を嫌う機器や装置へ進入する振動を取り除くことをいいます。
単位時間当たりの振動の回数です。例えば以下の波形のように1秒間に3回振動するものは、3[Hz](ヘルツ)といいます。
除振・防振の分野では、振動による機械の誤動作、不安定、精度の低下などをいいます。
ナベヤでは、プレス機の振動など不定期且つ単発的に発生する振動を衝撃振動と呼んでいます。
ある物体に振動を与え、放置しておくとその物体固有の繰り返しで振動します。その振動を自由振動といいます。
振動を熱などのエネルギーに変換して、吸収、減衰させる(制する)ことをいいます。 ナベヤでは、振動を制御するといった意味で、振動対策全般を指す言葉として使うこともあります。
ナベヤでは、振動を嫌う機器、装置等を保持し、床などから進入する振動を取り除く製品を除振マウントと呼びます。パッド状あるいは、プレート状のものは、除振/防振パッド、除振/防振プレートと呼びます。
【一例】
ナベヤでは、振動を嫌う機器、装置等を搭載する台で、床などから進入する振動を取り除く機能を持った製品を防振台と呼びます。
【一例】
卓上除振台及び大型除振台
ナベヤ除振・防振製品に搭載できる最大の荷重です。 搭載する機器や装置の重量が、最大荷重以下となるように製品をお選びください。
人間にとって好ましくない音、不快な音です。
振動関して、本質を明らかにするため、論理的に詳しく調べる事です。
振動の大きさを表す量です。以下のように振動の幅を指します。
Copyright © NABEYA Co.,Ltd. All Rights Reserved.